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4–7 September, 2019

樽野さくら

樽野さくらはモリサワ文研の書体デザイナー。奈良教育大学総合教育課程卒業奈良教育大学総合教育課程卒業後、2011年にモリサワ文研株式会社に入社。2018年より株式会社モリサワで主に欧文書体のプロジェクトに従事。A1ゴシック(2017年)やRole Serif(2019年)などの開発サポートに関わる。

ATypI Tokyo | Saturday, 7 September, 2019 | 10:10 – 10:30 | Miraikan Hall

声色のタイポグラフィ

Talk | Presented in Japanese

言葉から生まれた文字はインターネットやデジタルデバイスの普及に伴い、多くのコミュニケーションを支えている。文字によるコミュニケーションは、正確に多くの情報量を扱うことができる一方で、会話を通して得られる口調や声色、表情の調子等の微細なニュアンスを表現することは難しく、無機質なものになりがちである。モリサワがMatthew Carterと共に開発した Role は1人称における声色の微細な変化に着想を得て設計された新しいスーパーファミリー書体であり、200を超える書体群は多彩な表現力と同時に一貫したデザインコンセプトを持ち合わせる。本セッションではシーンごとに声色を使い分けるように繊細で人間味のあるタイポグラフィ表現を目指したRole書体の開発の裏側を紹介する。

Presented by マシュー・カーター, 樽野さくら, 中野正太郎, 岡野邦彦